昨日の「かたち」の話の発展

ai0714ai2006-01-31

内緒☆さん(w)からいただいたコメントの中で、
「宗教」の話がでました〜。
なるほどね〜って思って、
コメントのところに書いてたらどんどん長くなっちゃったので
新たにこうして書くことにしました〜☆
内緒☆さん、ありがとう!






宗教もいい例でした。
でももうちょっとレベルの高い事例かもしれません。


日本人は宗教に固執する人種ではないけど、
宗教を信じるってってかなり高度な精神状態だと個人的には思ってます。
だって、形のあるモノではなく、
形のない神というもので自分を安心させ制御する。
これって意外と難しいことデス。


とくにあたしは○○教信者ということもない典型的な日本人ですが、
幼稚園〜高校までキリスト教学校に通っていた身としては、
いつも「宗教を信じる人間の強さ」を感じて生きてきました。


宗教を自信満々に「バカ」と否定する日本人もちらほら
あたしのまわりにもいますが、
そんなことをいう人間のほうが「バカ」だと思ってますし。


宗教を理由に戦争をするとなると、
ちょっとバカにしたくなる気持ちもわかりますが、
なんかもっと本気で宗教を信じている人間にしかわからない
心境がそこにはあるのではないかな。


キリスト教の有名な話、「バビルの塔」の話で、
神様は、自分たちの技術を誇示しようとした人間たちに
言葉のちがいを罰として与えました。
結果的には文化・宗教の違いをも罰として与えたことになりましたね。


バビルの塔をもし人間が作っていなかったら・・・・・・
どんな世界になっていたことでしょう?!
もしかしたら、
とても平和な世界で人間同士が争うこともなく、
実際のこの世界よりも発展しているかもしれない。
もしかしたら、
競争心が薄れ生きていく力を失い、
とっくに種として絶滅し、
ちがう生物が地球を支配しているかもしれない。


なんだか想像がつきません。




話が飛びましたが、
宗教を信じるとか、
遠距離恋愛ができるとか、
目の前に存在しないもの、かたちのないもので
自分を確認できる人間は精神的に高レベルだね、といいたいのでした。
もっとつきつめてしまえば、
自分という形のないものをどこまで認識して信じられるかによって
「精神レベル」がきまってくるのだと思っています。




「自分を正確に分析して信じる」
生きていくうえで一番必要だけど、同時に一番難しいことですね。