3日目 

ひしひしと国1と国2の差を感じつつ実習しております。
同じ29才でも国2だと事務所の平。
一方国1だと女性でも本省の課長クラスだそうです…汗
べつにえらくなりたいわけではないけど、
この国の全体像を見るためには上にいかないと。
それと引き換えに具体性は欠けていくわけですが。


今日の課題は
交通推計と道路の幾何学構造。
交通推計ではテスト前にあればかなり役立っただろう資料が
いっぱいでてきました。w
つまり、現場でもやっていることは交通の行動分析の授業とまったく同じ。
4段階推定法もやってるし、
4段階目の分配では、利用者均衡配分へそろそろ以降がはじまるそうです。
ほんとにまったく同じ。
学校と違う部分が見れたのは“はりがね図”。
道を模式的にカクカクはりがね状に表し、
線分のうえに交通量がはいってる地図です。
このはりがね図をもとにいろいろなシュミレーションを行うそう。
でもまぁ、求めている結果どおりのシュミレーション結果はなかなか出ないそうで、
やっぱりちょっぴり変数を調整するらしい。


幾何学構造は道路構造令のお勉強。
道路って、何種何級っていうレベル分けが決まってて、
それが定まると、
道路の幅、勾配、設計速度、中央分離帯の幅、曲率等すべて決まっちゃうんです。
がちがちの法律固め。
まぁ好き勝手変な危険な道路造るわけにもいかないからな。
あたりまえだそうですね。
そんな感じで午前中の個別学習をし、午後は自習。
構造令いっぱい読んだ。
ちょっと詳しくなれた★


明日は配属された調査設計第一課を離れ、用地課にいってきます。
用地課といえば、いま大変な課です。
外かんは用地買収が上手くいっているとは決していえないので。汗
今日の個別授業を受けているとき、
反対の住民の方が言ってくる文句の内容の話を聴いてたら、
すっごい細かいところを指摘しているようで、
一般の方にしてはとっても道路情勢に詳しいんですね〜
って聞いたら確かに地元住民だけど
やっぱり一般の人ではないそうです。大学の教授の方。
なんだか納得してしまいました。
やっぱりむずかしいな、道路情勢。


与えられた課題に全く手がつかず、
反対住民対策を考えて午後がすぎました。
(これはやっぱり民主主義のガタなのでは…。)